ネガティブな経験も宝物

こんにちは。ライフコーチの木下早苗です。


先日、コーチ仲間との勉強会でシェア会をやりました。
私も学んだライフコーチワールドというコーチングスクールの仲間内での勉強会。

今回は、私が担当することになりました。
テーマは『海外生活とライフコーチング』。
コーチングスキルを勉強する会ではなく、私のジャカルタ生活5年の経験をシェアする会にしました。




同じコーチングスクールで学んだと言っても、ほとんどの人が初めましての人ばかり。
海外経験と言っても私は留学とか、現地で実際に働いていたわけではないし、
自分の話をしてもいいのかな?
役に立つのかな?
みんなこの話に興味あるかしら??


と初めは不安ばかりで、何を話そうか、どんな構成にすれば参加した人に響くのか、
とそればっかり気になっていたのですが、
結局、自分の言葉で語るためには全てを棚卸しするしかないという結論に達しました。

私ができるのは、自分の経験をありのまま語ることだけ。

心に届く、届かないは相手の問題だから。
私にはどうすることもできない。


そう思ったら、すごく楽になりました。
当日は、ジャカルタ滞在中の出来事や、その時感じていたことなど交えてお話しました。


結果、私にとってとても良い時間になりました!


もともと、この駐在生活をとても良い経験、良い思い出として捉えていましたが、今回の海外生活を振り返り、
改めて出来事や気持ちの整理をすること、そしてそれを他の人に伝える、という一連の経験をすることによって、
なんだかすごく癒されたのです。



誰かに話を聞いてもらうって素敵なこと
だと、改めて思った出来事でした。


参加してくれた人からは、

「英語圏での経験しかないから新鮮だった」
「『行ってみてもいいんじゃない?』と思えるところがすごいと思った」
「外へ行くと視野が広がるんだなと思った」
等々、色々感想もいただきました。


自分では気づかない視点からの感想もあり、ものすごく嬉しくて、ありがたかったです。


自分を受け入れること、受け入れてもらうこと


そして私がなぜ癒されたかかというと、


・人に話すことで改めて自分を認められた

・聞いてくれる人がいた

からです。


その場にいた人が全員、私の『駐妻』という一つのカテゴリーに属した立場の人間の、一つの視点の
話であり、大いに偏りもある経験を、全て受け止めて聞いてくれたこと。


聞いてもらえることは、自分を受け入れてくれることなんだと実感しました。

そして私自身も振り返ったり、頭の中を整理することで、ものすごくたくさんの経験をしてきたこと、
成長したんだということ、全ての経験を宝物として捉えているんだ、ということに気づきました。


ネガティブな気持ちも、経験も、かけがえのない宝物です。
そう思えたこと、それに気づいたことで自分への愛しさが増しました。




あなたはいかがですか?



過去の経験を話す機会はありますか?
もしその中にネガティブな経験や感情が混じっているとしたら、
その話はしたくない、と思うかもしれません。



それでもいいと思います。


でもいつか、自分の中で話してみようかな思う気持ちが湧いてきたり、話したいと
思う相手に出会った時は、是非話してみることをお勧めします。



その事は、きっとあなたに自分を受け入れる気持ちだったり、癒される感覚を与えてくれるんじゃないかと思います。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ライフコーチ 木下早苗



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