誤解を解くには、話してみるのがいい。

こんにちは。

ライフコーチの木下早苗です。


業務委託でのセッション

普段、個人で活動している私ですが、時折、業務委託という形でセッションをする機会があります。





今回担当していたクライアントさんは、初めは相性が良くないかも、と

思うことがあり、何となく苦手意識を持っていた相手でした。


そこでのセッションは毎回、該当回のセッションに
ついての感想をお互いがアンケート回答することに
なっています。



ある日のセッション後、アンケート項目にあった
その日の対話の有意義度に関して、
そこで評価できる最低点がついた回がありました。



最低点か、、、これはひどい。
相手は、私との対話では何も得られないと思ったに違いない。


有意義度が最低点なら、私との対話時間はこの人にとって時間の無駄ではないだろうか?
クライアントさんは、対話相手を変えて欲しい、と
言ってくるかもしれない。
そんな風に思いました。

有意義度の低い相手との対話を続けるのはなぜ?


ちなみに、この場合、途中で相手が変わることに関して、私はそれほどネガティブな感情を抱いていません。
対話相手として一度選んでみたものの、やっぱり合わなかった、ということはあるからです。


その点数を見て何となくモヤモヤした私ですが、その後も、クライアントさんは変更を求めてきません。




私も、初めこそ気分が落ち込んだのですが、こうやって相手はセッションを続けてくれているし、もしかしたらこの時間に何を求めるか?という目的意識を変更したり、気持ちを切り替えたのかもしれない。


もう少し、相手を信じて、話に素直に耳を傾けてみようと思い、余計なことは考えず、対話を続けていきました。


回数を重ねるにつれ、相手との対話ペースも掴め、苦手意識も消えていきました。


そんな風にして続けていって、今回が最終回です、という時です。


最後なので、ぜひ色々と自分に対する印象とか、対話はどうだったか、などの感想を何でも良いので聞かせてください、とのリクエストをいただいたので、一通りの感想を述べた後、思い切って例の最低点をつけた回のことをお聞きしてみました。

気になっていることを聞いてみた結果は・・・


すると、相手からの返答は・・・。


ああ、あれは木下さんへの評価じゃなくて、話しているうちに自分がどうでも良いことを話しているな、という自分に対しての評価だったのですよ。


との回答。

まさか、クライアントさんが自身につけた評価だったとは。


お互い勘違いをしていたことがここで初めてわかりました。

だから誤解を解くには話してみる、聞いてみる。

こういう出来事って、本当によくあることだと思います。

今回の私の場合も、一つの出来事に対して、相手の気持ちや考えていることなどをさまざまに想像し、自分の問題と相手の問題を分けてみたりして自分なりの答えを見つけ納得したつもりでしたが、


最終に得た答えは、自分の想像とは全く違う、シンプルな事実。


相手側立って考えてみたつもりでも、答えは違っていました。



結局、相手が何を考えているか知りたいと思ったら、直接聞いてみる、
話してみる。

これが一番誤解なく、スッキリする方法ですね!




最後までお読みいただき、ありがとうございました。