私がライフコーチになるまで③

こんにちは。

「『うまくいかない』を超えたいあなたのライフコーチ 」木下早苗です。

少し間があいてしまいました。「私がライフコーチになるまで」③です。

ライフコーチングを学ぶ

ライフコーチワールドでのトレーニングは、単にコーチのスキルを学ぶ
だけのものではありませんでした。
プログラムに沿って学ぶのと同時に、私自身もクライアントとしてコーチングを受けます。

先輩コーチに何度もお付き合いいただき、セッションのトレーニングもしましたが、ライフコーチワールドでの時間は、ほとんどを
「自分を受け入れる事」に費やしていたような気もします。

トレーニング中によく思っていた事、それは、
私はコーチングを受けている、コーチングの勉強しているからと言って、人間としてものすごく
「出来た人」ではない。


それよりもむしろ、コーチング勉強しているのに、人のコーチをやっているのに、
「私ってこんなこと言っている」「こんなこと考えてる」と思ってしまう事がよくありました。


そんなことを思っている自分が嫌で、私をよく苦しめていました。


だけど、コーチングセッションやトレーニングを通し、自分と向き合う事で、
「それが私」という事が理解できるようになってきました。
子供に対して怒りすぎるくらい怒ったり、誰かを羨ましいと思ったり、思い通りにならないことに
イライラしたり。
なぜ自分はそう感じるのか?どんなことを望んでいるからそういう気持ちになるのか?

そんなことを考えたり、話したりすることで、今更ながら、自分とは
どんな人間なのか?を知っていく過程となりました。



苦労したこと

コーチトレーニングで苦労したのは、予想通り、自分のプロフィール作成でした。
自分がどんな人に対して何を届けたいのか?それを言語化するために、自らの
これまでを振り返ること。

私にとって、振り返ること自体が、何だか重苦しいものを感じたり、悲しくなったり、
逃げ出したくなる時間でした。
正直、書く事が億劫で向き合えない事が何日もありました。

なんでこれを書かなくてはいけないのか、これに触れずにまとめることは出来ないのか。
人にどう思われるか、これを見て悲しいとか、残念に思う人がいるんじゃないか。

そんなことを思い、書いて、修正案をもらうたびに一旦脇に置いていく、を繰り返していました。

自分を受け入れる準備と、覚悟ができていなかったのだと思います。


でも自分の中でたくさんの葛藤を繰り返したある日、「あ、それでいいのか。」とふと思える
日がやってきました。


「それでいいじゃない、それが私なんだから」


ただの事実とそれについて私が感じたこと。それを表現しただけ。

そして、私は私でいいのだと、開き直りでなく、素直に思う事ができました。

出来て良かった、完成して良かった!

私には出来ないかもと思っていたけれど、こうやって無事に完成した。


「うまくいかないと思っていた自分を全て受け入れること」


これも、私の成長の一つなのです。