セミナー感想と、気づき
こんにちは。
「『うまくいかない』を超えたいあなたのライフコーチ 」木下早苗です。
先日の薄井シンシアさんのセミナー、無事に開催されました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
オンラインではありましたが、とても素敵な会でした。
シンシアさんがなぜ本を出版するに至ったのか、から話は始まり、子育て終了後の
年代となってからの再就職へのステップ、その後のキャリアアップについて・・・
本当に、すごい方なんです。
自分の目の前にあること全てに真摯に取り組む姿勢や、自分の中で生まれてくる葛藤(時に弱い気持ち)に向き合って一つ一つクリアして自信に繋げていくところなど、人生の先輩、子育ての先輩としてお手本にしたいと感じることばかりでした。
今回は再就職をテーマにしたお話で、そこで一番印象に残ったのは、彼女が一度就職して身につけたスキルや実績を次のステージへ向かう時にそれが邪魔になったり、
こだわる事はないと判断したらあっさり捨てていく、というところでした。
もちろん、実際に捨てているわけではないのですが、過去にしがみつく事なく、新たなチャレンジを続けていく潔さはとても爽快でした。
話だけを聞いていると、とても華麗な経歴なので、凄すぎて、私にはとても真似できないとか、
これは特別な能力のある人の話で、私には当てはまらないわ、という感想を持つだけに終わってしまいそうです。
でも、ある方の感想で、全てはシンシアさんのお子さんへの愛情から出ている行動だとの指摘が出たあたりから、全体の雰囲気が変わりました。
シンシアさんはお子さんが高校を卒業するまでずっと専業主婦をしていた方ですが、
お子さんとじっくり向き合いたい、愛情を注ぎたい、という気持ちから日々の行動を作り出している方でした。その日々が、結果的に再就職活動だったり、就職後のキャリアアップにつながっているとのことでした。
長くパートナーの転勤に帯同する生活をされており、お子さんが生まれてからは特に自分の居場所はどこなのか、自分の役割は何かを自問し、突き詰めたのだそうです。
自分の役割は専業主婦としてお子さんとパートナーが気持ちよく毎日を過ごせるように家を整えること。そして日々成長していくお子さんと向き合うこと。今の自分の居場所で、自分が何をすればいいか、何をしたいか。
それを考えて、目の前にある自分の役割にベストを尽くすこと。
今回のセミナーから私は自分の環境の変化に対応し、目の前の事に取り組めば、そのうちに花ひらく事があるよ、というシンプルなメッセージを受け取りました。
私もインドネシアに行った当初は、自分で納得して行ったはずなのに、居場所のなさ、自分という存在の弱さを感じていた時期がたくさんありました。
そんな時役に立ったのはコーチングに出会った事。
コーチングを受けたり、自分でも学んでいく過程で自分を受け入れ、今ではその時々の状況に焦らず、変化に対応している自分でいられることを日々感じています。
誰でも、人生の中で自分の居場所(物理的にも、心理的にも)やステージが変わる事があると思います。
それに気づかず、これまでと同じようなことをしようとしたり、同じ結果を求めようとするからギャップが起きたり、モヤモヤすると思うのです。
あちらの方、そっちの方が良さそう、では無く今いる場所を確かめること。
その上で、自分が今何をするべきか、何がしたいか、選び取っていけばいいと思います。
そうそう、シンシアさんのお話の中で私もスッキリ納得した言語化された表現がありました。
『成功体験は役に立つけれど、時にはブレーキにもなる』
これこそまさに、変化に出会ったときの対処法として覚えておきたいことだと思いました。
沢山の学びや気づきを得る事ができたセミナー。
本当に参加して良かったと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。