遅くまで勉強するのがいいこと?
こんにちは。
ライフコーチの木下早苗です。
突然ですが、上記タイトルについて、私が自分について気が付いた事に
ついて今日は書きたいと思います。
私には3人の子供がいます。
上から、中1娘、小3娘、年長息子。
今日は中1の娘の話です。
7月に彼女にとって初めての確認テスト(中間テストです)がありました。
中学に入って初めてだし、さぞかし一生懸命勉強するのかな、、、と思っていたのですが、
全然そんな気配がない。
学校から帰って、妹弟のお風呂に入っている時間にちょこっと勉強して、自分がお風呂に入って
晩ご飯を食べる。晩ご飯の後は3人で観たいバラエティ番組を観る。
最後まで観ると21時になります。
・・・
・・・いつやるのかな?
・・・もう9時だし、そろそろだよね?
今から下の子たちは寝に行くし、静かになるからきっと今からが勉強のゴールデンタイム⭐️
と思って様子を観察しています。
すると、ようやく教材をリビングに持ってきて勉強スタートし始めました。
お、ようやく始まった!と思ったのですが、
⏰ 21:40
「おやすみー!」
「えー!!!」
も、もう寝るの?早くない?
中学生なのに、もう寝るの?あり得なくない?
まだ全然やってないでしょ?
勉強も、今から乗ってくるんじゃないの??
覚える事、いっぱいあるでしょ?
もっと長い時間勉強していいんだよ。
私は、彼女に対してたくさん、色んなことを言いました。
それに対する彼女の答えは、
「だって夜遅くまで起きていると朝起きれないじゃない」
でした。
確かに、そうです。
遅くまで起きている日は朝起きるのが遅い。
平日なら、学校だってあるし、部活だってある。
全力で学校も部活も望みたい娘にとっては、たとえテスト前であっても睡眠時間は
譲れない。
それに対して上に書いた私が言ったことは、
私が、
『勉強とは時間をかけてするもの』
『勉強って、夜遅くまでするもの』
『中学生って、夜遅くまで起きているもの』
『誰もいない静かな環境の方が勉強ははかどるもの』
『中学生にとっての3、40分くらいの勉強は、勉強したとは言えない』
という私自身の思い込みが出てきたものでした。
その日の会話は
今私が言ってた事って本当に真実なの?
ということを改めて振り返るきっかけとなりました。
もちろん、真実ではない。
私にとってはこれまで真実であったかもしれないけど、少なくとも
娘にとっては真実ではない。
答えは、とってもシンプルです。
私があれこれと言わなくても、
自分で勉強していて間に合わないと思ったら勉強時間も自然と長くなるし、
側で妹弟がテレビを観ていても、こなさなければならない課題はこなしています。
それでいいじゃない?
そう、本当、それでいい。
私が見ている世界と、娘が見ている世界。
それが違うだけ。
もちろん、その後も何度も同じような場面があって、彼女に対して
私がイラッとして何か言う、という場面は多々あるのですが、
「 私と娘が見ている世界は違う。
そのことを、私は知っている。」
と考えるだけで、起こっている出来事に対して冷静になれます。
そして、大抵、イライラっと怒ってしまうのは怒る自分の側について
原因があるのですが、そこのことはまた別の記事で書いてみたいと思います。
そして、初めの方に私が書いた、
「一生懸命勉強するだろう」
ですが、これもまた曲者ですね!
「一生懸命」
は、何をもって「一生懸命」と言うのか?
これもきっと、私と娘とでは違うはず。
私と、あなたとも違うはずです。
自分がどんな思い込みを持っているのか、相手がどんな考えを持っているのか
普段の何気ない会話からちょっと想像してみることは、
自分を知り、相手を知る事につながります。
そして「知る」ことは、
自分を尊重し、相手を尊重する事に繋がります。
私もまだまだ全てのことに対してできているわけではありませんが、
自分への問いかけを通して、
自分を「知る」、自分を「尊重する」
を続けていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。